柔道の世界選手権に出場した日本代表が30日、成田空港着の航空機で帰国し、会見に臨んだ。男子は7階級で、金メダルがわずか2つと不本意な成績で終了。篠原信一監督(38)は「世界選手権という重みはあったのか。死ぬ気でやってもらいたい」と、怒りが収まらない様子だった。会見には女子48キロ級で連覇を達成した浅見八瑠奈(23=コマツ)ら、金メダルを獲得した5選手も出席した。しかし、篠原監督の迫力に萎縮したのか、いずれも浮かない表情。写真撮影を求められても、控えめな笑顔で応じていた。