セネガル人留学生に年齢詐称があったとして04年全国高校総体のバスケットボール男子優勝などを抹消された福岡第一が、処分の取り消しを求める文書を提出したことについて、全国高等学校体育連盟(全国高体連)の梅村和伸専務理事は26日、同校に不服を申し立てる権利はないとの認識を示した。近く文書で学校側に回答する。全国高体連の規定によると、不服申し立ての権利があるのは直接的な処分の対象となった元留学生だけ。ただ、団体競技であるため、元留学生の記録を抹消した結果、チーム成績も取り消された。