「美しすぎるカー娘」市川美余主将(22)率いる中部電力カーリング部が26日、遠征先のカナダから成田空港に帰国した。世界中の強豪が集まるワールドツアー3大会に参加。来月に中国で開幕するパシフィック選手権に向け、1カ月間にわたる本場での武者修行を終えた。帰国直後には陸上男子400メートル障害で来年のロンドン五輪出場を目指す為末大と遭遇。そこは五輪を目指す者同士。笑顔で健闘を誓い合い、記念撮影に収まった。

 市川主将は「いかに氷を早く読むか。それと自分自身のメンタル面の課題を強く感じた」と言う。3大会で2戦目には8強進出と健闘したが、一方で大敗した試合も。その反省から「安定した精神で、ショットの安定性をつけたい」と話した。14年ソチ五輪に出場するためには、まず来月のパシフィック選手権では2位以内が条件となってくる。長岡はと美コーチは「韓国、中国などアジアのレベルは上がっている。平常心が大事。平常心を持って戦う」と全メンバーの思いを代弁した。