<高校ラグビー東京大会・第2地区:東京21-5明大中野>◇13日◇決勝◇東京・秩父宮

 2年ぶりの花園出場を手にした東京の森秀胤監督は「長かったですね。今年は目立った選手がいないけれど、みんなが頑張ってくれた」と、歓喜するフィフティーンを見ながら言った。前半6分に明大中野に先制されたものの、その後は自慢のFW陣が爆発。同19分に相手ゴール前のラインアウトからFWでトライを奪うと、同30分には再びラインアウトからのモールで逆転トライを奪った。「今年は厳しく、苦しく、つらい練習をしてきた。それを選手が素直にやってくれたのが大きかった」と同監督。2年ぶりの大舞台に向けて「うちの過去最高はベスト16。それを超えたい」と話していた。