<関東大学ラグビー対抗戦:筑波大39-3日体大>◇19日◇東京・江戸川区陸上競技場◇1試合

 筑波大が39-3で日体大を破り、1敗を守った。前半26分に10-0とリードした後、風雨で両軍ともハンドリングエラーが出る中、しばらく膠着状態が続いたが、後半25分から一気に5トライを畳み掛けた。中でも右WTB彦坂匡克(まさかつ、3年)が、先制4トライを挙げる活躍。「みんながボールを回してくれたおかげです」。

 一方、スーパー新人左WTB竹中祥(1年)は、前戦まで5試合連続通算7トライとしていたが、この日はノートライ。ただ、竹中が相手を引きつけて、逆サイドにスペースができる場面もあり、本人は「チームとしていいプレー。相手を引きつけることで貢献できるのなら、それでいい。連続トライが止まったのは気にしてません」と笑顔だった。