日本オリンピック委員会(JOC)は23日のマーケティング委員会で、将来の五輪で金メダルが期待される若手選手の肖像権を使った新事業「ネクストシンボルアスリート」(仮称)を検討していくことを決めた。

 第1回冬季ユース五輪のノルディックスキー・ジャンプ女子で優勝した高梨沙羅(北海道・上川中)らの起用を想定している。

 JOCには、4年間で6億円を支払う最高位の協賛社だけがトップ選手の肖像権を使用できるシンボルアスリート制度があり、新事業はその次のランクのスポンサーを対象にする計画という。