<テコンドー:全日本選手権>◇26日◇東京・駒沢体育館

 女子57キロ級の浜田真由(18=佐賀・高志館高)は、ケタ違いの強さを見せた。174センチの長身を生かした蹴り技で、自分より背の低い対戦相手を圧倒。準決勝では22-0となった2ラウンド途中でRSC(レフェリー・ストップ・コンテスト)を奪うなど、3試合で1ポイントしか失わない圧勝だった。「練習してきたステップの技が使えて良かった」と2連覇に満足げだった。

 3月で高校を卒業する。4月からは福岡の企業に就職し、地元の佐賀で競技を続ける。佐賀から五輪に挑む女子高生は「自分の間合いで試合ができるようにしたい。目標はメダルです」と意気込みを語った。