日本ラグビー協会は26日、都内で理事会を開き、12年度から大学選手権の大会方式を変更することを承認、発表した。

 従来は16校のトーナメント全15試合だったが、第1ステージ、第2ステージ、ファイナルステージの3段階計30試合が行われることになった。試合数を増やすことで、大学生世代の強化につなげるのが狙いとされている。<第1ステージ=11月第3週から12月第1週>

 A=九州リーグ1位、B=東北地区と北海道地区の勝者、C=東海・北陸地区と中・四国地区の勝者の3校が総当たりで争い、1校が第2ステージへ<第2ステージ=12月第2週から同第4週>

 関東対抗戦、関東リーグ戦、関西リーグの各上位5校と、第1ステージ突破1校が参加。4校ずつ4組に分かれて、総当たりのリーグ方式で戦う。勝ち点制(勝ち5、引き分け2、ボーナス勝ち点1)で争い、各所属グループ内の順位に応じてアドバンテージ勝ち点(1位4、2位3、3位2、4位1)がある。

 各組1位の4校がファイナルステージへ進出。<ファイナルステージ>

 準決勝、決勝のトーナメント。組み合わせは抽選で決める。12年度は準決勝は1月2日、決勝は同13日、いずれも東京・国立競技場で。