<ホッケー:ロンドン五輪世界最終予選・日本8-0マレーシア>◇3日目◇27日◇1次リーグ◇岐阜県グリーンスタジアム

 大勝した女子日本だが、前半は2得点とやや精彩を欠いた。攻撃が中央に偏り、相手の粘り強い守備に手を焼く場面が目立った。安田監督は「序盤から勢いに乗れないところは課題」と話した。

 後半は一転、見違えるようなゴールラッシュ。「サイドをじっくりと攻めろ」という指揮官の指示を選手が忠実に実行した。主将の山本(ソニー)は「後半の内容は次につながる」と試合中に修正した点を収穫として挙げた。