<体操:NHK杯兼ロンドン五輪代表最終選考会>◇最終日◇男女個人総合決勝◇5日◇東京・代々木第1体育館

 女子のロンドン五輪代表に決まった5人が大会終了後にそろって会見。厳しい選考会を振り返り、五輪本番に向けての抱負を明かした。5人のコメントは以下の通り。

 田中理恵(24=日体大研究員)

 点差は余裕があったけれど、自分自身に余裕がなかった。演技が小さくなったが、代表に決まったのはうれしい。ここは通過点なので、本番はもっといい演技をしたい。

 美濃部ゆう(22=朝日生命)

 きのうミスした平均台で完ぺきな演技ができた。ロンドンでは演技の正確さと安定性をみせたい。

 寺本明日香(16=レジックスポーツ)

 緊張で手がしびれたけれど、大きなミスなくホッとしている。ロンドンでは不安定な部分を安定させて、きれいな演技をしたい。

 鶴見虹子(19=日体大)

 緊張したが、思い切ってできた。全日本の後は点差もあって心配したが(代表に入れて)よかった。自分の力が100%まで戻せるように、これから練習していきたい。

 新竹優子(21=羽衣国際大)

 段違い平行棒でミスがあって出遅れたが、その後はやるしかないと思ってやれた。まだまだ修正点があるので、それを直していい演技をしたい。