競泳のジャパン・オープンは25日、男子平泳ぎの北島康介(日本コカ・コーラ)を除くロンドン五輪代表が出場し、東京辰巳国際水泳場で開幕する。24日は会場で男子バタフライの松田丈志(コスモス薬品)や背泳ぎの入江陵介(イトマン東進)、女子バタフライの星奈津美(スウィン大教)らが最終調整した。

 競泳代表の主将を務める松田は「泳ぎの手応えをつかみたいが、記録を切り離しては考えられない。本番に向け勢いを付けたい」と好タイムを狙う。入江は100、200メートルとも課題とする前半について「しっかりいいタイムで入りたい。無駄な力を入れずスピードを上げる練習をしてきた」と自信をのぞかせた。

 星は4月の日本選手権の後、腰を痛めていたといい「いまひとつスピードが上がっていないが、現状のベストを尽くしたい」と気合を入れた。