国際ソフトボール連盟(ISF)は30日、米テキサス州ヒューストンで臨時総会を開き、2020年夏季五輪での実施競技復帰を目指し、国際野球連盟(IBAF)と合併して新たな国際競技連盟を創設することを決めた。投票では賛成64、反対26だった。名称は未定だが、草案では「国際ソフトボール野球連盟(ICSB)」となった。

 ドン・ポーター会長は「五輪復帰プログラムが動きだした」と述べた。副会長を務める宇津木妙子・日本協会常務理事は「日本としては1歩踏み出せた。これからは野球とタッグを組んでやっていきたい」と話した。

 ソフトボールはロンドン五輪で実施競技から除外され、16年リオデジャネイロ五輪でも落選。単独での復帰は困難と判断してIBAFと連携し、男子の野球、女子のソフトボールを1競技として復帰を目指している。

 IBAFは書面投票で合併を諮り、11月中に結果を発表するという。