ソチ五輪フィギュアスケート代表の鈴木明子(28)が15日、所属先の邦和スポーツランドで練習を公開した。

 年明け2日から滑り始め「徐々に作り上げてきて、ようやく体も動けるようになってきている。完全にベストとはいえないが、いい状態になってきている」。フリーの「オペラ座の怪人」などを演じながら約1時間、精力的に汗を流した。

 今季限りでの引退を決めており、シーズン終盤に向けて競技人生のクライマックスが近づく。「調子がいいも悪いもひっくるめて、ソチに向かう道だと思う。真っすぐ前向きに取り組んでいきたい」と話した。