日本水泳連盟は14日、都内でパンパシフィック選手権(8月21日開幕、オーストラリア)とアジア大会(9月19日開幕、韓国)の日本代表を発表した。

 男子400メートル個人メドレーの世界選手権王者、瀬戸大也(19=JSS毛呂山)は200メートルバタフライでも初の代表権をつかんだ。

 同選手権ではロンドン五輪王者のレクロー(南アフリカ)との対決を心待ちにし「格上の選手と戦うのが楽しみ」と目を輝かせた。

 リオデジャネイロ五輪に向けてはロクテ(米国)や萩野ら強力なライバルがいる個人メドレーよりも「200メートルバタフライの方が金メダルを狙いやすい」と考えている。

 世界でトップを争うための目安となる1分53秒台を「ことし中に出したい」と意気込んだ。