日本オリンピック委員会(JOC)は13日の理事会で2013年度のJOCスポーツ賞を決め、最優秀賞にソチ冬季五輪のフィギュアスケート男子で金メダルに輝いた羽生結弦(ANA)を初選出した。授賞式を6月6日に東京都内で開く。

 特別栄誉賞は体操男子個人総合で世界選手権4連覇を果たした内村航平(コナミ)。特別功労賞はソチ五輪のスキー・ジャンプ男子ラージヒルで銀、団体で銅メダルを獲得した葛西紀明(土屋ホーム)ら4人、優秀賞はフィギュアスケート女子で世界選手権優勝の浅田真央(中京大)やレスリング女子で世界選手権11連覇を達成した吉田沙保里(ALSOK)ら7人を選んだ。

 新人賞は体操男子の白井健三(神奈川・岸根高)と柔道男子の高藤直寿(東海大)となった。