<ラグビー:テストマッチ、リポビタンDチャレンジ杯2014>◇30日◇東京・秩父宮ラグビー場

 世界ランク13位の日本は33-14で同8位のサモアを破った。序盤に先制トライを許したが、前半11分にWTB藤田慶和(20=早大)のトライなどで追い付き、同15分にFB五郎丸歩(28=ヤマハ発動機)のPGで勝ち越した。後半30分には、初めてCTBで起用された松島幸太朗(21=サントリー)がトライを決めた。

 先発したロック大野均(36=東芝)はテストマッチ82試合目で、日本代表の通算獲得キャップ数で小野沢(キヤノン)を抜いて歴代単独最多となった。

 サモアとは過去2勝10敗で、10年6月19日以来4試合ぶりの勝利。来年9月開幕のW杯イングランド大会では1次リーグB組で対戦する。