<テニス:全米オープン>◇第2日◇26日◇米ニューヨーク・ナショナルテニスセンター

 女子シングルス1回戦で土居美咲(ミキハウス)は2年連続準優勝の第16シード、ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)に7-6、4-6、1-6で逆転負けした。

 土居は切れのあるショットと軽快なフットワークを見せ、元世界ランキング1位のアザレンカから第1セットを先取したが、2時間半を超える打ち合いで力尽きた。

 第2セットでサービスゲームを三つ落とし、流れを失った。相手が右膝のけがで本調子に遠く、勝機があっただけに「ファーストサーブの確率も悪くなり、相手もリターンでプレッシャーをかけてきた。両方が悪い方向にいった」と落胆した。

 昨年に続いてシード選手にフルセットで屈し、3度目の全米挑戦でも初勝利に届かなかった。23歳のサウスポーは「前進もあるけど、悔しい気持ちが大きい。来年勝ちます」と誓った。