柔道の世界選手権で27日に右肘を負傷した女子57キロ級の松本薫(フォーリーフジャパン)について全日本柔道連盟の斉藤仁強化委員長は28日、「チームドクターからは靱帯(じんたい)が伸びているとの報告だった」と述べた。

 ロンドン五輪覇者の松本は2回戦で腕ひしぎ十字固めをきめられた。離脱が長期化する可能性もあるが、斉藤委員長は「あれだけの選手。時間がかかってもいい」と急がせない方針を示した。