<レスリング:全日本選手権>◇21日◇東京・代々木第2体育館

 来年の世界選手権代表選考を兼ねた大会で、女子60キロ級で栄希和が伊藤彩香(ともに至学館大)を決勝で破って初優勝を果たした。

 浜口京子(ジャパンビバレッジ)が欠場した75キロ級は鈴木博恵(クリナップ)が最重量級として2年ぶり2度目の制覇。55キロ級は菅原ひかり(至学館大)が制した。

 男子フリースタイル125キロ級は、仁川アジア大会銅メダルの荒木田進謙(警視庁)が最重量級で2年連続5度目の優勝。同86キロ級は松本篤史(ALSOK)が制した。

 男子グレコローマンスタイルの85キロ級は、アジア大会代表の岡太一が、決勝で対戦予定だったアジア大会80キロ級銀メダリストの鶴巻宰(ともに自衛隊)の棄権により、優勝となった。