バレーボール女子のW杯出場国監督による会見が15日、東京都内で行われた。16日からの最終東京ラウンド3連戦(代々木第1体育館、東京体育館)へ向けて、日本の真鍋政義監督(48)は「まずは明日のケニア戦に集中して、ベストを尽くしたい。1人では負けても総合力で、ドイツ戦、最後の米国戦で、少なくとも3連勝しなくてはいけない」と、口もとを引き締めた。

 世界ランク4位の日本は、13日に世界1位ブラジルにストレート勝ち。現在5勝3敗、勝ち点16で5位につけている。16日は現在最下位のケニア、17日は同4位ドイツ、18日は同2位の米国との戦いで、今大会の3位以上に与えられるロンドン五輪出場権獲得を狙う。真鍋監督は「この半年間はサーブ、サーブレシーブ、ディフェンスに力を入れてきた。この3つ日本のオリジナルなので、相手チームを上回りたい」と気持ちを高めていた。