フィギュアスケート女子の村主章枝(29)が6日、後発医薬品の製造販売を手掛ける陽進堂(本社・富山市、下村健三社長)と所属契約を結んだ。村主が1日に入社したPR業のサニーサイドアップが発表した。契約年数、金額は非公表だが、陽進堂の担当者は「少なくとも4年後のソチ五輪までは支援したい」と話した。

 村主は3月11日に行った会見で、現役続行のために年間約2000万円の経費を支えてくれるスポンサーを募集した。陽進堂の担当者は「社長がたまたま(会見の様子をテレビで)見ていて、熱い思いに打たれた」と説明した。

 村主は、サニーサイドアップの契約社員として生活面の、所属契約で競技面のメドを立てた。サニーサイドアップの担当者は「これで村主も現役を続行できます」と明言した。