フィギュアスケート男子の高橋大輔(28=関大大学院)が、1年間の休養を宣言した。21日、大阪・吹田市内の関大で学長表彰式に出席。注目の進退について「1年ぐらいかけて考えます。来季はたぶん試合に出ないと思います」と話した。7月1日から始まる14-15年シーズンは競技会に出場しない意向。「来シーズンにいくといっても練習が追いつかないし、少しスケートから離れて考える」。右膝痛の影響で6位だったソチ五輪直後の2月19日にも「来季は滑ってないと思う」と休養の選択肢を口にしている。3月末から氷に乗り始めたが、ジャンプは封印中で「リハビリみたいなもの」。右膝の大けがから復帰した09年以降は休みがなかっただけに、体のメンテナンスも兼ね進退を熟考。この日は3月の世界選手権で銀メダルの町田樹(24)と、今季限りで引退した織田信成さん(27)も学長表彰を受けた。