<柔道:世界選手権>◇第6日◇30日◇ロシア・チェリャビンスク◇男子100キロ超級

 2大会ぶり出場の上川大樹(24)はまたも期待を裏切った。消極的な試合運びで3回戦で敗退し「自分の柔道が悪すぎた」。身長2メートルを超すサイドフに技を出せずに指導を2つ受ける。その後、約3分に強引な内股を透かされて技あり。「前に出て、自分の柔道をすれば勝てると思っていた」とつぶやく。筋力トレーニングで10キロ以上も増量して、世界一を狙っていただけに「ふがいない。ここに来た意味がない」とうつむいた。