NBAの経営者側と選手会による労使協定の合意に向けた交渉が、期限の延長を強いられることになった。デビット・スターン・コミッショナー(69)が設定した回答期限の9日を過ぎても選手会側が応じず、決着が持ち越された。NBAでは収益分配比率やサラリーキャップなどをめぐり労使が対立し、7月1日からロックアウト(経営者側による施設封鎖)が続いている。すでにプレシーズンの全試合に加え、11月1日に開幕予定だったレギュラーシーズンも1カ月の中止を発表。交渉が難航していることで、今後さらなる試合中止の可能性も出てきた。