<水泳世界選手権:競泳>◇28日◇イタリア・ローマ

 男子100メートル背泳ぎ決勝で古賀淳也(22=スウィン埼玉)が日本新記録の52秒26で優勝した。スタートで飛び出してトップで折り返し、2位のヘルゲ・ミュー(ドイツ)に0秒28差をつけて逃げ切った。入江陵介(19=近大)は52秒73で4位に終わった。

 殊勲の古賀は「うれしいですね。頂点に立てたのも周囲の皆さんのサポートがあったからで、感謝したいです。入江選手は意識はしていたが、どちらが勝つにしても日の丸を真ん中に掲げたいと思い、ライバルというより仲間として泳いだつもりです」と話した。また50メートル背泳ぎ(8月2日決勝)に関しては「はっきりと世界新という目標があり、1位となるとともに、記録を狙いたいです」と2つめの金メダルに意欲を見せた。