大相撲の新弟子を教育する相撲教習所の入所式と卒業式が31日、両国国技館で行われ、背伸びをして体格基準を突破した爆羅騎(ばらき、18=式秀)らが出席した。6カ月間にわたり、相撲の実技および歴史、一般常識、書道、相撲甚句などを学ぶ。爆羅騎は「勉強は嫌いですが、相撲の勉強なのでがんばります。皆勤賞を狙います」と周囲を笑わせた。また横綱白鵬の付け人を務める石浦(22=宮城野)は「横綱のまわしや、はかまのたたみ方が分からないので勉強したい」と意欲的だった。