大相撲の新大関把瑠都(25=尾上)が、怪力対決での必勝を宣言した。日本相撲協会は7日、夏場所(9日初日)が行われる東京・両国国技館で番付編成会議を開き、初日と2日目の取組を決めた。把瑠都は初日で2戦2勝の栃ノ心(春日野)との対戦が決定。把瑠都はエストニア、栃ノ心はグルジアと、ともに欧州出身でどちらも握力90キロ超という怪力の持ち主だ。それでも把瑠都は「相手は力が強い。でもオレも力では負けない。楽しみ」と、パワーで強さを示すつもりだ。

 この日は都内の部屋でけいこし、誕生日だった浜栄光に、ぶつかりげいこで胸を出した。笑顔を見せるなど、終始落ち着いた様子で「相手が誰でも、結局(上位とは)みんな対戦する」と、上位との後半戦も見据えて気を引き締めていた。