明桜が秋田に逆転勝ちし、2年ぶりにベスト8進出。0-6の2回途中から救援した1年生右腕川崎圭が7回2/3を2安打無失点に抑える好投で、勝利に貢献した。

 明桜が序盤0-6から、鮮やかな逆転劇を演じた。初回いきなり5失点。秋田に強烈な先制パンチを食らったが、ひるまなかった。八木茂監督(61)は「まだ攻撃していない。9イニングある」とゲキを飛ばした。選手たちは2回裏の攻撃からボディーブローを繰り出し、小刻みに加点。2点差まで迫った7回裏1死一、二塁から3番前田幹人(2年)の右中間二塁打で同点とし、さらに2死二塁から5番徳田郁也(3年)の右前打で勝ち越した。

 先発メンバー9人中、1、2年生が4人の若いチーム。徳田は「3年生が目立っていなかったので、3年生の力で流れを変えたかった」と最上級生の意地を示した。

 投げては1年生の川崎がミラクル劇を演出した。6点ビハインドの2回裏1死二塁から救援し、後続をぴしゃり。その後も第2シードの強力打線を2安打無失点に抑え、味方の反撃を呼び込んだ。2回戦の二ツ井戦(14日)では同じ1年生右腕の児玉日々生(ひびき)が6回を1安打0封。夏初勝利の川崎は「あれが刺激になりました。とにかく腕を振って強気で投げました。先発でもチームに貢献したい」とモチベーションを高めた。【佐々木雄高】