鳥羽(京都)が逆転負けし、準優勝した46年以来の8強入りを逃した。1点を追った3回に伊那夏生(なつき)外野手(2年)の2点適時打で逆転。5回にも伊那の犠飛で、リードを2点に広げた。だが7回に興南(沖縄)に追いつかれ、8回1死三塁からエース松尾大輝(3年)が左前への決勝打を浴びた。

 夏の第1回大会優勝校の京都二中の流れをくむレジェンド校として、注目を集めた夏。甲子園大会3試合を1人で投げ抜いた松尾は「第1回大会では京都二中が優勝しているので、次は鳥羽として優勝したいと思っていました。その夢は伊那ら後輩に託したい」と語った。