早実・清宮幸太郎内野手(1年)が18日、大阪・舞洲スタジアムで明日19日の準決勝、仙台育英戦に向け調整した。

 フリー打撃では30スイングして安打性は11本。最後の一振りで右中間へ柵越えを放った。前日の準々決勝で左手親指の付け根を痛め、この日もテーピングをして練習に臨んでいた。やや気にする素振りも見せたが終始リラックスした表情だった。

 練習後のインタビューは以下の通り。

 -最後のスイングで柵越え

 清宮 気持ち良かったです。完璧でした。試合になったらもっと飛ぶと思います。

 -準々決勝で2試合連続本塁打。明日も打てば3試合連続

 清宮 最高の結果が出ました。次の試合もチームに貢献できる一打を追求していきたいです。(3試合連続弾は)狙っているわけではないですけど、出たらいいかなと思います。

 -準決勝の相手、仙台育英について

 清宮 打つ方は2桁安打。佐藤さんは高校を代表する好投手。それを打ち崩さないと次はない。相手の勢いに負けないようにしたいです。

 -エース佐藤世那投手について

 清宮 ダイナミックなフォームで体全体を使って向かってくる。140キロ台の直球にフォーク、スライダー。今までのピッチャーで一番いいと思います。そんなピッチャーとの勝負を楽しみたいと思います。

 -打てる自信はあるか

 清宮 自分の形を変えないで崩されなければ、どんなピッチャーでも打てると思います。

 -日本代表候補になっていることについて

 清宮 全国屈指の方が入るチーム。自分が入っていいのかという気持ちですが、選んでいただけるなら嬉しいです。