高校野球特集の第3回は、日刊スポーツ記者が全国の話題の選手にスポットを当てる。

 NPBの深谷篤審判員(44)を父に持つ平塚学園(神奈川)深谷優一郎内野手(3年)が、父も踏んだ甲子園を目指す。

 父は愛工大名電(愛知)の主将として、同期のイチロー(マーリンズ)と91年のセンバツに出場。長男の深谷は50メートル6秒0の俊足を生かした堅守で、今春から正二塁手に定着した。「守備範囲の広さで投手を助けたい」と好守を武器に夏へ挑む。