明秀学園日立(茨城1位)が慶応(神奈川2位)に逆転勝ちし、初の決勝進出を果たした。

 2点リードの8回に3点を失い逆転されたが、9回1死二、三塁から8番北野凱士外野手(1年)が2点適時打を放ち再び逆転。なおも2死二塁から、主将の1番増田陸内野手(2年)が、高校通算16号となる2ランを放ち試合を決めた。

 8回終了時に金沢監督から「ここで負けてええんか」とのゲキがあり、それに応えたナイン。増田は「ここで負けてたまるかという気持ちがあったから逆転できた。この勢いで優勝したい」と話した。

 両校はすでに来春のセンバツ出場を当確としている。