佼成学園が国士舘に3-2で競り勝ち、決勝進出を決めた。

 1点を追う2回2死満塁から、1番の笹渕勇武外野手(2年)が走者一掃の3点適時三塁打をマーク。守ってはロッテ、オリックスなどでプレーした岸川登俊氏の長男の智哉中堅手(2年)が度重なる好捕でチームを救った。巨人長野に憧れる岸川は「守備は得意なので、良かったです」と笑顔で振り返った。