茨城県勢で最初に全国高校野球選手権に出場した伝統校、竜ケ崎一が、日立工を6回コールドで破って2回戦進出を決めた。

 先発したエース幸山耀平投手(2年)が6回を投げ抜き、日立工打線を無失点に抑えた。「初めての夏の大会に圧倒されて気が張っていた。今はほっとしている」と表情を緩ませた。得意のスライダーも好調。「スライダー中心に組み立てて、相手に的を絞らせないようにしました」と自身の投球内容にもうなずいた。

 2回戦は13日、石岡一と対戦する。