筑陽学園(福岡)の福岡大真右翼手(3年)がスーパーキャッチで甲子園を沸かせた。

3回表、福知山成美・人知の右中間への飛球を中堅手の石川と交錯しそうになりながら捕球。2人とも倒れ込んだがケガもなく立ち上がり、スタンドから拍手が起こった。

福岡の父真一郎さん(42)は、94年夏の甲子園で樟南(鹿児島)が準優勝した時のエース。スター選手としてバッテリーを組んだ広島田村恵スカウト(42)と甲子園を沸かせた。現在はトレーナーとして筑陽学園でトレーニング指導を行っている。

福岡は2回の第1打席で安打を放つなど、父が活躍した同じ舞台で躍動した。