【第2試合(11:00)明豊(大分)-龍谷大平安(京都)】

大物食いを続ける明豊が、春夏通じて初のベスト4を目指す。

1回戦は今大会注目の最速153キロ左腕、横浜・及川を打ち崩した。3回途中までに5安打を浴びせ5得点でKO。終わってみれば12安打13得点で名門に打ち勝った。

2回戦は昨秋の神宮大会王者で、公式戦13連勝中の札幌大谷を接戦で退けた。初戦で好投していた右横手投げの技巧派・太田を攻略し2得点。投げては1回戦で悔しい降板をした2年生エースの左腕若杉晟汰投手が先発で7回1失点。初戦と同じく右腕大畑蓮投手(3年)への継投で逃げ切り、実力校を下した。

次なる相手は甲子園常連校で昨秋の近畿王者、龍谷大平安。ここまで2試合連続完投中の好投手・野沢をどう攻略するかが鍵を握る。リードオフマンで主将の表悠斗内野手(3年)はここまで8打数5安打。チームに勢いを付けられるか。投手陣は2、3年の左右2投手の継投が鍵となる。

現ソフトバンクの今宮健太を擁した09年夏のベスト8を越え、歴史を塗り替える。

◆明豊の主なOB 元阪神城島健司、ソフトバンク今宮健太、元日本ハム石本努

 

龍谷大平安(京都)は試合ごとに調子を上げている。1回戦では苦しめられた打線が目覚めつつあるのが大きい。

原田英彦監督(58)は「まだ重い」と言うが、2回戦は盛岡大付の2投手に13安打を浴びせて9得点。先発8人が安打を放ち、切れ目がなかった。ボール球を振らせたい相手バッテリーの意図を見破り、全員に指示を徹底したのはベテラン監督ならでは。得意とする、犠打や盗塁で好機を広げるパターンも出始めた。ここまで2安打の主砲、水谷祥平外野手(3年)が復調すればチームは活気づく。

エース野沢秀伍投手(3年)の状態の見極めも重要になりそう。初戦で11回完封の左腕は2回戦も1失点完投。12安打を浴びながらの粘投で、野沢の持ち味が出た。ただ124球を投げて中1日でどこまで回復するか。まだ登板がない2枚看板の1人、豊田祐輔投手(3年)の出番も十分あり得る。

◆龍谷大平安の主なOB 元広島衣笠祥雄(故人)、元阪神桧山進次郎、巨人炭谷銀仁朗