23年ぶり出場の苫小牧工が函館大有斗との古豪対決を制し、3季通じて08年夏以来11年、32季ぶりの道大会1勝を挙げた。

1点勝ち越した直後の6回2死満塁で、元横浜(現DeNA)外野手、加藤謙如氏(42)の長男・聖也三塁手(2年)が、走者一掃の右中間適時二塁打を放ち、突き放した。

昨秋は背番号5も春先は右肩を負傷していたため背番号11で出場。初の全道大会で2安打4打点と勝利に貢献し「まずは23年ぶりの春全道で1勝できてうれしい。これからも1戦必勝で戦っていきたい」と前を向いた。