帝京が2年生コンビの活躍でベスト16入りを決めた。

中盤まで両者譲らず、試合は7回に動いた。7回無死一塁で加田拓哉外野手(2年)が左翼へ2ランを放った。昨夏も1年生ながらベンチ入りをし「神宮にぶちこみたい」と宣言していた。これが公式戦第1号。1年前の目標をようやく達成できた。

投げては先発の田代涼太投手(2年)が9回4安打9奪三振で、3回戦に続いて2試合連続の完封勝利。「チームが打てない状況の中で自分が抑えて勝ちにつなげた。2戦連続完封は素直にうれしい」とほっとした様子だった。

20日に堀越と対戦する。加田は「田代が18個ゼロを続けている。こっちもやってやらなあかんなぁ」と気合を入れた。