プロ志望届の提出が27日午後5時に締め切られる。10月11日のドラフト会議で指名を希望する高校生・大学生は、期限までに所属連盟に提出しないといけない。

24日までの時点で、高校生は152人、大学生は127人が提出者として公示されている。ノースアジア大明桜(秋田)・風間球打投手(3年)、東海大相模(神奈川)・石田隼都投手(3年)、中京大中京(愛知)・畔柳亨丞投手(3年)、市和歌山・小園健太投手(3年)、天理(奈良)・達孝太投手(3年)、高知・森木大智投手(3年)、筑波大・佐藤隼輔投手(4年=仙台)、慶大・正木智也外野手(4年=慶応)、中大・古賀悠斗捕手(4年=福岡大大濠)、西日本工大・隅田知一郎投手(4年=波佐見)ら、有力候補も提出済みだ。

例年のドラフト会議は、日本シリーズ直前の10月下旬にほぼ開催されてきたが、今年は2週間ほど早い。高校生と大学生・社会人などの分離開催から現行方式に戻った08年以降では、最早開催となる。

かねて、アマ側から早期実施の要望があった。プロ志望届を提出して指名漏れとなっても、ドラフト会議が早ければ、進学や社会人に進路を変更する際の選択肢が多く残されている可能性が高いからだ。

一方プロは今年、東京五輪中断期間の影響で例年以上にシーズン終了が遅く、日本シリーズは11月20日開幕(パ・リーグ本拠地)予定となっている。