能代(秋田1位)は先発したエース右腕、高橋瑛斗(3年)が8回6安打5失点(自責4)。132球を投じ、10三振を奪う力投もむなしく4年ぶりの優勝を逃した。

初回に1点を先制するも、2回以降は無得点。この試合、放った安打は相手より2本上回ったが、好機で1本が出なかった。小野渓監督は「要所で決め切れなかったけど、冬場取り組んできた打撃の成果は出してくれた」と手応えと課題を語った。この貴重な経験を夏へとつなげる。