第104回全国高校野球選手権東・西東京大会(7月9日開幕)の組み合わせ抽選会が行われた。

今春の都大会4強で第3シードの帝京の初戦は17日、実践学園-(三田-文教大付の勝者)の勝者となった。

抽選会には、指導陣から推薦された高木月斗(つきと)外野手(3年)が参加した。緊張した面持ちで抽選を終え「取材を受けるのは初めてです」。無事に組み合わせが決まり「一段落して安心しました」とほっとした様子を見せた。

最後の夏への意気込みを聞かれると「練習でつちかったことを夏の大会で発揮できるように、自分の役割を果たして、チーム一丸となって戦いたいです。優勝してうれし涙を流したい。コロナ禍で開催してくださる高野連や球場の方、支えてくれる指導者の方や保護者の皆さんに、感謝の気持ちを持って戦いたいです」と事前に考えてきた文章をしっかり話した。

写真撮影では、右手こぶしを左胸の前に置き、好きな漫画「進撃の巨人」の「心臓をささげる」という意味のポーズを決めた。「控え部員として、チームを陰ながらサポートして、チームが不自由なく勝てるようにしたいです」と心臓をささげる決意を明かした。