海星が、19年以来3年ぶり19度目となる夏の甲子園出場を決めた。決勝で創成館を下した。

海星は1回表無死満塁の好機から、森誠太一塁手(3年)の犠飛と、西村陽斗捕手(3年)の中越え二塁打で2点を先取。3回に1点を加え、4回には森の左翼への2点本塁打などで3点を奪い、優位に試合を進めた。9回にも集中打で3点を挙げ突き放した。

創成館は4回に永本翔規外野手(2年)がソロ本塁打を放ち、終盤にも1点を返したが、及ばなかった。

古豪の海星は、これで春夏通算24度目の甲子園出場となる。過去最高成績は76年夏の4強。

◆海星 1892年(明25)に男子校として創立された私立校。06年から男女共学。生徒数は799人(女子247人)。野球部は1915年(大4)に創部で部員は79人。甲子園は春5度、夏は19度目。最高成績は76年夏の4強。主なOBには阪神江越大賀、阪神2軍監督の平田勝男、元ヤクルトの酒井圭一らがいる。長崎市東山手町5の3。武川真一郎校長。