花巻東が専大北上に13-3で快勝し、2連覇を達成した。第1代表として東北大会(10月10日開幕、山形)に出場する。

注目の2年生スラッガー、佐々木麟太郎内野手は「3番一塁」で出場し、2戦連発となる高校通算89、90号を含む5打数4安打6打点。1回の第1打席は左翼フェンス直撃の先制適時二塁打、2回の第2打席は右前適時打、3回の第3打席はバックスクリーン左に3ラン、6回の第4打席は右越えソロ、7回の第5打席は三飛だった。今大会通算では15打数11安打2本塁打10打点と打ちまくった。

花巻東は序盤に試合を決めた。初回無死一、二塁、佐々木麟が左翼フェンス直撃の適時二塁打で先制。さらに中嶋禅京外野手(2年)、久慈颯大捕手(2年)の適時打などでいきなり4点を先行した。2回に4点を追加。3回には佐々木麟が2死一、二塁から左中間に3ランを運び、リードを10点に広げた。6回に2点をかえされたものの、その裏に佐々木麟のソロ本塁打含む3得点。9回に1点を奪われたが、危なげなく2連覇を飾った。