9年ぶりの優勝を狙う富山商は主将も担うエース上田海翔投手(3年)が安定している。準々決勝で不二越工を完封。本塁打も放つ活躍ぶりだった。

森亮太投手(2年)も大崩れしないため、森-上田のリレーも必勝パターンの1つ。決勝戦の継投に注目だ。守備も堅く、ロースコアに持ち込めば富山商ペースになる。打線はまんべんなく当たりが出ている。

富山北部は勝てば54年ぶりの甲子園出場。こちらも福山天輝(2年)からエース遠藤颯斗(3年)につなぐ継投が強み。どんな展開で遠藤を投入できるかがカギになる。打線は4試合で34得点と活発だ。

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