台湾で行われているU18W杯で、頭部の検査のため入院していた日本代表・小林隼翔主将(3年=広陵)が6日、3日ぶりにチームに戻った。

6日午前11時過ぎに退院。同11時30分から始まったチームの食事会に遅れて駆けつけると「お帰り~」と拍手で仲間の温かい歓待を受けた。名店「鼎泰豊(ディンタイフォン)」で名物の小籠包や麺を堪能した。

思いがけず3泊の入院となった小林は「体は大丈夫なのにベッドから出られないのがつらかったです。このあと、チームに貢献できるように、まずは体を動かすところから始めていきたいです」と笑顔だった。

小林は3日の米国戦で飛球を追って左翼の橋本航河外野手(3年=仙台育英)と激突。左脇腹の打撲に加え、頭を打っていたため検査入院を余儀なくされた。橋本は左膝の打撲だったが、その後もフル出場を続けている。