前日8日に決勝進出が決まった両チームが、スーパーラウンドの最終戦で「前哨戦」として対戦する。勝った方が1位通過。午後6時30分(日本時間同7時30分)プレーボール。

日本は8日の昼にプエルトリコを下し、この時点ではナイターで台湾が勝てば決勝進出が決まる状況だった。馬淵史郎監督(67)は「9日の台湾戦の意味合いが変わってくる」と質問されても、泰然自若としていた。

「そんなこと考えたら、ろくなことがない。もう必死でやるだけです。必死でやったら、なんかいいことがあるかも分からんし。社会人野球の(指導者の)時にそういうことがあった。3位だったらあそこで、4位だったらあそことか考えるとええことないんです」

決勝進出決定後、発表された予告先発は高橋煌稀投手(3年=仙台育英)だった。「負けていい勝負はない」と言い切る指揮官。勝って、翌10日の頂上決戦にはずみをつけたい。