21世紀枠で76年ぶりセンバツ出場の田辺(和歌山)は開幕日の第2試合で星稜と対戦する。全32校の最初にくじを引いた山本結翔主将(3年)は相手が決まると「マジかというのがまず第一印象」と驚きを隠さなかった。田中格監督(51)も「あ、日本一引いたなと。キャプテンはいいところを引いた」と明治神宮大会覇者との対決を喜んだ。

選手18人ながら、昨秋の和歌山大会では市和歌山と智弁和歌山に勝利し、準優勝。エース寺西邦右(3年)を中心に堅い守備から攻撃につなげてきた実力を聖地でも発揮する。山本主将は「経験を生かして、諦めない野球で勝てたら」と意気込んだ。

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