第97回センバツ高校野球大会(3月18日~30日、甲子園)の抽選会が行われ、初出場の千葉黎明の初戦は大会4日目の第3試合、秋季近畿大会準優勝の智弁和歌山との対戦が決まった。主将の山本大我内野手(3年)は、表情を変えずにクジの番号を読み上げた。
昨秋は地区大会で敗戦。敗者復活から、関東大会4強入りまで駆け上がった。中野大地監督(38)は「野球の魅力は個の技量が劣っても対等に戦えること」と話し、守備をアウトカウント、イニング、ケースと徹底的に強化。質に重点を置いて鍛えてきた。「これが我々の戦い方」と胸を張る。
初戦の相手は強豪・智弁和歌山。千葉黎明の腕の見せどころだ。全国の舞台で、チーム一丸、束になって再びの下克上へ。創部101年目。山本は「自分たちは101期生。新しい歴史を自分たちが作りたい」と話す。新たな歴史の扉を開く。

