横浜(神奈川)が甲子園に帰ってきた! 第107回全国高校野球選手権(5日開幕)の出場校による甲子園練習第3日が2日に行われ、センバツ優勝の横浜が122日ぶりに甲子園でプレーした。「またここに呼ばれるチームになる」と心身ともに成長し春夏連覇を目指す準備を整えた。この日は初出場の豊橋中央(愛知)など、13校が調整した。甲子園練習は3日まで行われる。

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約束の地へ帰ってきた。村田浩明監督(39)は甲子園球場に足を踏み入れると、全体を見渡し「戻ってきました」と心の中でつぶやき、ノックバットを手にした。選手たちがキビキビした動きで15分間の練習を終えると、「選手たちの顔も動きもよかった。対戦相手が決まったら、さらに思いが高ぶって試合に入れる。わくわくドキドキしています」と話し、夏の甲子園をスタートさせた。

春夏連覇への闘志は燃え続けている。村田監督は神奈川大会開会式後、最終の新幹線に飛び乗り大阪へ。翌朝、甲子園のバックスクリーンから球場全体を眺めた。「またここに来られるように、県大会頑張ります」。チームの活躍を甲子園に誓い、勝ち抜いた。甲子園練習前日の1日に大阪入りすると、全員で甲子園球場に足を運び、球場を1周した。その後、全員で球場の隣にある素盞嗚(すさのお)神社を参拝した。奥村凌大内野手(3年)は「また甲子園に戻ってこられました、とご報告をしました」と話した。

センバツ優勝翌日にも甲子園を訪れ「夏、呼ばれるチームを目指します」と誓った。阿部葉太主将(3年)は「(甲子園との)約束を果たせたことはうれしい」と話し、「春夏連覇」を誓った。

「甲子園」という目標があったから苦しい練習に耐え、試合を勝ち抜き成長した。このチームで臨む最後の夏。最高の形で終える覚悟を決めた。【保坂淑子】

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