15年ぶりの甲子園の舞台に戻る帝京(東京)が、今年初の練習試合で伝統の強打を見せた。

東海大望洋と2試合行い、8-4、11-8と連勝発進。Aチーム主体の1試合目は0-3と相手に先行を許してから、2回先頭の大型スラッガー目代龍之介外野手(2年)の直球を捉え痛烈な右越え三塁打。犠牲フライの間に1点をかえすと、3回に1点、4回に2点と3イニング連続得点で試合をひっくり返した。終盤7回と8回に2点ずつ奪い突き放して逆転勝利だ。金田優哉監督(40)は「長打も出て、打球はかなりいいものが飛んでいた」と冬場の成果を実感した。

昨秋の公式戦では安藤丈ニ内野手(3年)とともに中軸を担い、「スーパー1年生」として知られた。久々の他校との対戦で口火を切る一打にも「初回に自分たちの甘さが出た。初回から自分たちのバッティングを出さなきゃいけない」と反省点を並べた。

11年夏以来となる甲子園の舞台。19日の開幕戦で昨夏甲子園優勝の沖縄尚学と対戦が決まった。末吉良丞投手と新垣有絃投手(ともに3年)の好投手がそろう相手に対して「怖さはないです。日本一のピッチャーと対戦できる楽しみがあるし、日本一のピッチャーからどうホームランを打つのかを考えています」と自信をのぞかせた。チーム目標は日本一。伝統の縦じまを背負って、甲子園に出るだけ終わると考える部員は誰1人いない。「相手圧倒する感じで初回から暴れたい」と実戦を重ねながら準備する。